米粒を踏む日々の終焉は
離乳食、あまり我が娘は食事が好きではなく集中してくれない。
なんとかご機嫌を取りながら、今日も口にせっせと運ぶ。
食事を終えると足下に食事の残骸が…。
忙しい朝はねっちょりと足の裏の嫌な感覚に「もーう!」となってしまうことも。
新聞が便利ですよ〜とは聞いたことがあるが、新聞取ってないしなぁ、と結局残骸が散らばる日々は続いている。
実家の母が遊びにきていたときに
「米粒を踏まなくなる日はいつ訪れるのだろうか」
と、ふと話してみたら
「上の子がこぼさなくなったと思っても下の子がこぼすし、
子どもみーんなこぼさなくなったとおもったら、
あっという間に孫がこぼすし、
孫もこぼさなくなったとおもったら、
自分か自分のパートナーがこぼすし、
もう、何かしら踏みっぱなしの人生よ〜」
と、ケラケラ笑った。
そうか、こぼしっぱなしかー!と
こぼすのが常であると笑う母にあっけにとられて気が抜けた午後だった。