100のガマンと50のガマン。

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仕事と育児の分担について。

オットには「出産とオッパイからの授乳以外は一緒にがんばろう」と言っている。
そのときに「100のガマンと50のガマン」という話をした。

育児の衣/食/住である、着替え/ごはん/安心できる場所で遊ぶ・寝るは、子どもの健やかな成長に欠かせない。
これらが欠けることは子どものストレスになるし、一方でこれらが確保されていて守ってくれる存在が近くにいればなんとかなる。

その衣/食/住の担当を片方だけが担ってしまうと、いざ担当者が倒れたときに100のガマンをするのは他の誰でもない子どもだ。
でも、完璧ではなくともそれをカバーできれば50のガマンや30のガマンで済む。
(ママが100の技量を常に持っているわけでもなく、パパが100の腕を見せる分野もある)

仕事に関しても同じ感覚で、
私が働くのも、いざオットに何かあったときに家族を守りたいからでもある。
共働きが唯一の解ではなく、保険だったり、自宅でできる仕事だったりと、備える方法は他にもあるだろう。


と、いうわけで
最近、彼女との結婚を考えているという年下の男性とこんな話をしていたら、
「…うわぁ、なんか、あれっすね。逃げられないっすね」といわれた(笑)




「なんじゃー!その消極的な言動は!」と思いつつ、
確かに、逃げられないような話をしている自覚がないわけではない。

この男性の言葉を聞いて、嫁ぐ直前に
「もし喧嘩をしても、逃げ道のない方法で相手を打ち負かすのはやさしくないからやめなさい」
と、父から言われたのを思いだした。



ハイ、逃げ道を作りつつ備えます。父上。