妊娠したら…オススメはアプリよりもまず「きずなメール」
私が妊娠中に得た情報で一番良かったもの、それが「きずなメール」。
【きずなメールとは?】
「きずなメール・プロジェクト」というNPO法人が「孤育てを予防しよう!」というミッションのもと発行しているメール。頻度は一日一通。子どもの出産予定日や誕生日を入れると「出産予定日まであと○日」「〜ちゃんが産まれて○日」のように赤ちゃんの発達段階にあわせてメールが届く。無料。
【具体的にはどんな内容なの?】
マタニティ期(マタニティきずなメール)と産後期(産後きずなメール)それぞれ、赤ちゃんの成長過程やその週数で気をつけるべきこと・不安になりそうなことへの対処法やアドバイスなど。プロが監修。
【実際に使ってみてよかったこと】
特に良かったと思うのはマタニティきずなメール(マタニティ期)。
マタニティ期の良さ① お腹の中の赤ちゃんの様子を伺える
お腹の中は見えないので毎回検診でのエコーが待ち遠しいのだけれど、きずなメールを見ると「今ツメができてくる時期です」「内臓の形や機能は大人のものにかなり近づいています」など、お腹の中で赤ちゃんが成長している実感を毎日得られた。
マタニティ期の良さ② パートナーと共に考える機会をくれる
体型等に変化もなく親になる実感を得られにくい男性も、メールで成長を共有することで赤ちゃんが大きくなっている様子を知ることができ、赤ちゃんへの関心度が高まる気がする。また、「出生前診断をどうするか」「出産にむけて男性や周囲の家族はどのようなサポートをすればよいか」など、これまで女性が病院で聞いて男性に伝えていたようなことを「メールみた?どうする?」と男性からも女性からも共に話題化できた。
<メール頻度の設定について>毎日待ち遠しくメールを見るタイプのパートナーもいれば、そういうタイプではないパートナーがいるのも当然で、うちは後者だったので3日に一回ぐらい。でも、情報が「妊婦→家族」という流れのみにならなかったし、届いたメールは読んでいたようなので「毎日届いて読み飛ばすより、3日に一回ちゃんと読む方がいい」と思った。このように、性格に合わせて選べるのがよかった。遠方の家族も登録できるので、うちの母(元保健師)も楽しんでいた。
産後メールも継続中
産後メールも継続中。産前のマタニティメールのほうがじっくり読んでいたかな。理由は、①産後は赤ちゃんの様子が実際に目で確認できるので、気になる症状や行動はその都度ネット検索するようになった、②子どもの様子に合わせて生活するので自分のペースでじっくり読む時間が減った、③成長スピード・順序の違いがマタニティ期よりも幅広い、など。でも、自分が好む情報ばかりを検索するよりも「今こんな時期だよ」と色々な情報が届くのでやっぱり産後メールも登録してよかったなと思っている。
何はともあれオススメ!
妊娠中にいろいろなパパ・ママに出会ったけれど、知らない人のほうが圧倒的に多く「もったいないなぁ」と思い、興味がありそうであれば紹介した。全国の自治体で母子手帳渡すときにもっとおしゃれに宣伝すれば良いのになぁ。
きずなメールの詳細はこちら↓